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日本学生演劇プラットフォームとは

日本各地で開催される学生演劇祭。京都では学生演劇祭がはじまって10年が経とうとしています。それぞれの地域で、これまでに非常に多くの若者が関わり、様々なドラマを生み出してきました。そして気鋭の若手カンパニーの誕生、海外公演の成功、コンクールでの受賞など目覚ましい活躍をみせる団体も生まれ、地域を超えたコラボレーションももたらしてきました。


 学生演劇祭という場があることによって内外に変化をもたらし、地域・国境を超えた出会い、そして才能が芽吹く瞬間を何度も生み出してきたということだと思います。私たちはその瞬間をもっと多くの人々と共有したいと考えています。
 
 ですが一方で、支える人や資金不足などの課題もあり、演劇祭の継続が難しくなった地域もあります。そのため、さらに長い視野でより安定的に、関わる人全体でビジョンを共有し高め合いながら学生演劇から生まれる流れを太く熱くしていくため、新たな組織となる「日本学生演劇プラットフォーム」を設立します。

活動内容

 活動初年度となるため、『出会う』場としての全国学生演劇祭の継続を第一に、プラットフォームの土台を固め、関わる人を増やすことに力を入れたいと考えています。また『育む』視点として、地域を越えた対話を行うサミットの開催、そして各地域ごとにサロンを開催し、地域ごとの活動を少しずつ共有していきます。これらの活動を通し、『広がる』先のビジョンを共有し膨らませ、次年度以降の活動に繋いでいきたいと思います。

すべての地域の若者が関われるプラットフォームを目指す

全国学生演劇祭の開催

地域ごとの学生演劇祭との連動

地域を越えた対話や批評など、出会いから生まれた芽を育む

地域を越えた対話を行うサミットの開催

会員による情報共有やスキルアップのためのサロンの開催

学生演劇をベースとしたネットワークの整備

大学卒業後、プロアマ関わらず演劇との関わりを続けていけるシステムや風土の醸成

演劇業界団体との連携

大学卒業後の活躍の場をつくる

就職した後も演劇を続けていけるライフスタイルを提案する

海外との連携

育む

広がる

出会う

活動例
プラットフォームはさまざまな活動を行なっています。
また、各活動の運営に参加し、自ら活動を盛り上げていくこともできます。ぜひPFをご活用ください。
​※ 現在稼働していないものもございますが、下記のような活動を予定しています。
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​全国学生演劇祭
全国学生演劇祭とは、各地域の学生演劇祭で推薦を受けた団体の中から、観客と審査員による評価をもとに日本一を決める演劇の祭典です。また、同じ舞台に立つ学生同士が互いに刺激し高め合う場になることを目指します。
全国学生演劇祭は、第0回・第1回をアトリエ劇研、第2回からはロームシアター京都にて開催してきました。第4回目で京都開催に一旦区切りをつけ、第5回は名古屋での開催。
第6回は北海道初上陸の予定でしたが、オンラインでの開催に変更となりました。
札幌・東京・名古屋・京都・四国・福岡の6地域からの推薦団体に、演劇祭のない地域から公募した1団体を加え、どこにいても楽しめる演劇祭を届けます。
​→詳細はこちら
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月一サロン
サロンとは、各地で定期的に開かれる集まりです。集まる理由の分だけサロンは存在します。会員同士で関心・課題を共有し、テーマに沿ってサロン活動を展開していきます。
例) 制作勉強会、スタッフワークショップの開催、観劇・劇評、忘年会・新年会など。
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サミット
全国学生演劇祭の開催に合わせ、年に一度、全国の会員が集まり、情報交換の場を設けます。今年度は、各地のサロン活動を通して見えてきた各地の状況を共有する予定です。​
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